< 豆知識 > 一般家庭の浄化槽とその周辺で発生する虫 ~チョウバエ~
【国際衛生株式会社】様に御協力頂きまして『一般家庭の浄化槽とその周辺に発生する虫』というテーマで、私達の身近に潜んでいる害虫の特徴と駆除方法を解説していきたいと思います。

ハエある第1回目は日々の生活のなかで見かけることが多いチョウバエについて解説して頂きました。
チョウバエは全身に毛が生えた体長1mmから5mmの小型のハエです。飲食店などのトイレを利用すると、ハートをひっくり返したような形をした小さな虫が壁に留まっているのを見られた方も多いのではないでしょうか。
チョウバエの仲間で私達が最もよく見かけるのは、オオチョウバエとホシチョウバエです。オオチョウバエは8月から9月に、ホシチョウバエは6月から7月に最も多く発生します。浄化槽のほか、下水溝、畜舎の排水溝など、汚泥や水垢汚れが多い水回りを主な生息場所としています。
成虫は、夜に活動し、昼間は薄暗く湿気の高い厨房、トイレなどの壁に留まっています。
幼虫は脱皮を繰り返しながら成長し、蛹、成虫になります。チョウバエは約2週間で卵から成虫まで成長するので、短期間で何倍にも繁殖してしまいます。
浄化槽でチョウバエを大発生させないためには、「ムシパンチ」による施工が有効です。「ムシパンチ」は成虫を殺虫するだけでなく、幼虫の脱皮を阻害する成分が含まれているので、チョウバエ対策に非常に有効です。有効成分を泡状で噴霧するので、施工箇所が分かりやすく、汚泥や水垢汚れに留まり、3ケ月間チョウバエに対して効果を発揮します。

             国際衛生株式会社 技術研究所




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